法事で岡山に行きました。時間があいたので、最近人づてに聞いた「ベンガラの町」を訪ねることにしました。
ベンガラ、何やら初めて聞く言葉です。漢字では「弁柄」または「紅殻」と表記します。
ベンガラとは、 土中の鉄が酸化した『酸化第二鉄』を主成分とし、古くから使われている赤色の無機顔料 のことです。
江戸時代から大正時代まで、岡山県高梁市吉岡(吹屋)エリアでは、日本三大銅山と言われるほど黄銅鉱、硫化鉄鉱が採掘されていたのだそうです。
江戸から明治にかけて銅山とベンガラで栄えた吹屋には、隆盛を誇ったベンガラ商人達の家並みが今のそのままの姿で残っています。
古い町並みには、今の住宅に繋がるいろいろなヒントが隠されています。そういうものを見て回るのも古い町巡りの醍醐味と言えるでしょう。
こちらは閉校になってしまった小学校。
小学校とは思えないほど重厚感のある作りです。
今は改修工事中とのことです。
こちらは少し上から見た町並みです。
少し寒くなってきたので
そろそろ岡山駅に戻るとします。
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