都内で、隔週の土曜日に小学４年生～６年生を対象として開催されているこども建築塾を見学に行きました。未来の建築家を育てる素晴らしい試みです。興味津々でのぞいてみました。
建築学部に通う大学生やそのOB、現役の建築士たちがほとんどボランティアに近い形で、こどもたちに色々教えています。
この日のテーマは、街に自然を取り入れる、的なものだったようです。
こどもたちは前の週に、どのようにして自然と共存していくかを考えながら渋谷の街中をぐるぐると散策したとのことでした。
「街の中を風がとおりぬけるようにするには？」
「高い建物ばかりではなく、もっと低い建物をふやして光を取り入れた方がいいのでは？」
「天井を透明にすれば光がとりいれられるけどそれだと暑くなっちゃうね」
「動物も一緒にくらしたいな」
こどもならではのいろいろな意見がでてきます。聞いててこちらが楽しくなります。
こどもたちがそれぞれ考えて作った模型が、渋谷の地図に置かれていきます。
５階建ての建物の全てのフロアを緑いっぱいの公園にしていた子もいました。
本当にこんな街ができたらぜひ住んでみたいです。とても魅力的です。
終わったらおやつタイムです。
自然をふんだんに生かした建物を作ってくれるであろう未来の建築家さんが育っていくのが今からとても楽しみです。